京都産業大学教授小林 一彦
講座説明
『源氏物語』の作者、紫式部。道長の愛人だったという説もありますが、最高権力者にとって有能な秘書であったことは確かなようです。気配りの人でもありました。ライバル清少納言との不仲説は本当なのか。また、和泉式部や赤染衛門、後輩の伊勢大輔ら、同時代に後宮に生きた才媛たちとの関係は? 彼女たちの肉声である和歌をよみ解きながら、新しい紫式部の姿を浮かび上がらせます。
2/9 紫式部と道長・伊勢大輔
3/8 紫式部と清少納言
3/29 紫式部と和泉式部・赤染衛門
- 講座タイプ
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公開講座
- 初回講座日
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2024年02月09日
- コース
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2024年2/9、3/8、3/29の各金曜13:30~15:00
- 受講料
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3回
8,250円
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
講師プロフィール慶應義塾大学大学院修了。専門は日本の古典文学、特に和歌文学・中世文学。主な著書に、100分de名著ブックス『鴨長明 方丈記』、日本歌人選『鴨長明と寂蓮』、『恋歌 王朝の貴族たち』など。研究活動のほか、テレビ・ラジオ出演多数、新聞や雑誌の連載、コラムなどでわかりやすく古典の魅力を説く活動にも力を入れています。
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ