発見!関西の鉄道史
入会金必要

谷内正往、乾誠二、舩曳将仁

講座説明

戦前戦後の関西の鉄道の成り立ちをふり返りませんか。3人の講師が順に開業から国鉄誕生、駅弁ラベルから垣間見える現状、幻の鉄道計画、鉄道と音楽、国鉄民営化など、鉄道をめぐる物語を取り上げます。
【講師】
大阪商業大学教授    谷内正往 
天理大学付属天理参考館交通文化室学芸員 乾 誠二 
八尾市立歴史民俗資料館学芸員      舩曳将仁


第1回 2023年10月25日(水)10:30~12:00 谷内正往(大阪商業大学教授)
「関西の鉄道史概説-国鉄民営化と私鉄兼業を中心として」

戦前戦後・関西の鉄道の成り立ちを簡単にふり返り、主として1987年国鉄民営化と私鉄兼業(宅地開発、遊園地、野球場、歌劇、百貨店、スーパー)について紹介してまいります。

第2回 2023年11月22日(水)10:30~12:00 乾誠二(天理参考館交通文化室学芸員)
「日本の鉄道事始め ―開業から国鉄誕生まで―」

明治5年、新橋横浜間で日本初の鉄道営業が始まりました。明治政府が威信をかけて導入した最新鋭の鉄道は、新しい時代を象徴するものとして人々に強く印象づけられたのです。本講では資料からその足跡をたどります。

第3回 2023年12月27日(水)10:30~12:00 乾誠二(天理参考館交通文化室学芸員)
「関西本線の盛衰 ―関西鉄道の奮闘と駅弁ラベルから垣間見える現状―」

明治22年に営業を開始した関西鉄道は名阪間を結ぶ幹線として、官設鉄道と熾烈な貨客獲得競争を繰り広げたことが知られていますが、明治40年の国有化後は東海道本線の補完的な路線となりました。その経緯をたどるとともに、駅弁のラベルから現状について見てみます。

第4回 2024年1月24日(水)10:30~12:00 舩曳将仁(八尾市立歴史民俗資料館学芸員)
「幻の鉄道計画、河内鉄道株式会社」

明治28年に創立し、現JR八尾駅から現JR住道駅までの鉄道敷設を計画。本免許の申請までおこなったものの実現に至らなかった河内鉄道株式会社について紹介します。

第5回 2024年2月28日(水)10:30~12:00 舩曳将仁(八尾市立歴史民俗資料館学芸員)
「大阪唯一のケーブル線、近鉄西信貴鋼索線の歴史」

昭和5年に開業。戦時中に運休となるが、戦後には復活を果たし、今も信貴山へのアクセスとして利用されている近鉄西信貴鋼索線の歴史を紹介します。

第6回 2024年3月27日(水)10:30~12:00 谷内正往(大阪商業大学教授)
「鉄道と音楽 -阪急時代の朝比奈隆と阪急少年音楽隊-」

世界的指揮者であった朝比奈隆が戦前2年ほど阪急電鉄に勤務しており、そのことが後の関西交響楽団の設立に大きく寄与しました。また小林一三が亡くなった年に阪急少年音楽隊が結成された理由についても紹介します。
 

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 2023年10月25日

  • コース
  • 第4水曜10:30~12:00

  • 受講料
  • 6カ月6回
    15,840円

  • 受講のしかた
  • 大阪

電話でのお問い合わせは06-6346-8700