皇學館大学名誉教授白山 芳太郎
講座説明
『古事記』の「序」に成立を記して「和銅5年正月28日」とあります。それは 712年のことです。
このような現存最古の文学『古事記』を読む講座です。日本の古文は、かかる1300年前の文章を、いま読んで理解できるというのが特色です。
英文学でも同じころに成立した作品があります。しかし古英語で書かれていて、専門の学者にしか読めません。普通は16世紀のエリザベス朝の文学から読み始めます。
日本ではそれより 800年古い『古事記』から読まれています。つつましい生活、暮らしの中に生きる信仰、生きとし生けるものとの共感、心が洗われるようなすがすがしさ、日本文学のほんとうの良さ、そういったものが詰まっているのが『古事記』です(原文は書き下し文でお示しします)。
2023年10月~2024年3月カリキュラム予定
1、10月9日 五穀の起源~八俣大蛇退治
2、11月13日 八雲立つ出雲~稲羽の素兎
3、12月11日 八十神の迫害~根国での試練
4、1月8日 大国主神の国造り~スセリ姫の嫉妬
5、2月12日 タギリ姫~スクナヒコナとの共治
6、3月11日 大年神の子孫~葦原中国のことむけ
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2023年10月09日
- コース
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原則第2月曜日13:00~14:30
- 受講料
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6カ月6回
15,840円
- 受講のしかた
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大阪
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ